三鷹・バス痴漢冤罪事件を支援する会のhp
2011年12月22日に三鷹で起きたバスでの痴漢冤罪事件についての情報を共有を行うサイトです。

お知らせ

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無罪確定!

三鷹バス痴漢冤罪事件で7月15日、東京高裁(河合健司裁判長)は、一審判決を破棄し、
被告人の津山正義先生に無罪の判決を出しました。29日、東京高検の上告断念により無罪が確定しました。
詳細

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ご支援いただいた皆さんに本当に嬉しい、嬉しい報告です。

三鷹バス痴漢冤罪事件で7月15日、東京高裁(河合健司裁判長)は、一審有罪判決を破棄し、津山正義先生に無罪の判決を出しました!


高裁での逆転無罪という素晴らしい判決は、皆さんのご支援がなければたどり着くことはできなかったと思います。あらためて物心両面のご支援に感謝申し上げます。


2011年12月、三鷹市内を走行中のバスの車内で「スカートの上からお尻をなでた」として津山先生が東京都迷惑防止条例違反で起訴されたこの事件には、女性の「さわられた」という供述があるだけで、これを補完する客観的証拠はありませんでした。
一審で弁護団は客観的な証拠である車載カメラの画像解析を通じて、犯行が行われたとされる時間帯、携帯と吊り革で両手がふさがっていることなどから痴漢が不可能だったことを明らかにしました。同じ時間帯に発着信があった携帯メールの履歴、津山さんの手指にスカートの繊維の付着がなかったという科捜研の鑑定もこれを裏付けるものでした。


ところが、東京地裁立川支部(倉澤千巌裁判官)は、バスが大きく揺れたために左手が吊り革ごと物影に隠れて映らなくなる場面を捉え、「たしかに、バスが揺れている状況の下で、右手で携帯電話を操作しながら、左手で痴漢行為をすることは容易とはいえないけれども、それが不可能とか著しく困難とまではいえない」として罰金40万円の有罪判決を下したのです。


これに対し、今回、東京高裁は、客観的な車載カメラの画像との整合性という観点から被害者供述に詳細な検討を加えた上で、被害者供述の信用性を全面的に肯定した一審判決の判断は、「この種事案(痴漢事件)で求められる慎重さを欠くものというべきであり、是認することができない」と厳しく批判。「車載カメラの映像から左手でつり革をつかみながら右手で携帯電話を操作しており、痴漢をしたとは認められない」との判断を示し、リュックがあたったことを「被害者が勘違いした疑い」があるとして津山先生に明快な無罪判決を出したものです。


「夢」だった中学校の教員という立場、生徒たちから切りはなされ、2年半の歳月が過ぎました。津山先生は「一日も早く学校に、生徒たちのもとに戻してほしい」と懸命に訴えて、慣れない裁判をたたかってきました。
私たちは、検察庁が高裁判決を真摯に受け止め、無実の津山先生の貴重な時間をこれ以上奪うことのないよう、上告を断念することを強く要求するものです。


29日が検察側の上告期限です。判決確定を見届けるまで、皆さんのお力添えをお願い致します。


支援する会事務局一同
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事件の要約

現在までの署名数

個人署名:44,538筆
団体署名:415筆

今後の行動予定

8月 5日18:30 蒲田駅東口
8月11日17:30 国立駅南口

資料のダウンロード

連絡先
神奈川県横浜市南区中里3-8-1-203 齊藤方 または
東京都立川市羽衣町2-29-12 国民救援会三多摩総支部 TEL/FAX 042(524)1532
 
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